「すべての教育は「洗脳」である~21世紀の脱・学校論~」堀江 貴文
初めてホリエモンの本を読みました。
なかなかインパクトのあるタイトルですが、僕自身も日本の教育に少なからず疑問を持っているので、ホリエモンはどのような意見を持っているのか興味があり、本書を手に取りました。
現在の教育は、工場で働く大量の人材を育てるために作られたことが起源となっている。その視点で「優秀である」というのは我慢強く、言われたことを従順にこなしてきた人だと。
最近は個性を大事にと言われることもありますが、実際の教育制度はそのようになっているのでしょうか。
本書で語られているように、その人が得意なことを伸ばすことよりも、苦手なことをなくすことを大事にしているような気がします。
与えられる教育よりも、「没頭」こそが一番の学びであると、確かにその通りだと思いました。
この本の内容で反論したくなる部分もいくつかありますが、現在の教育に少しも疑問を持っていない人はいないのではないでしょうか。
昨今の急激なグローバル化、豊かになっているはずなのに、幸せだと感じられていない人々。
答えは簡単ではないと思いますが、教育という視点から生き方を考えるきっかけを与えてくれると思います。
この本から学んだこと
「没頭」する自分の本当の気持ちを大事にする
すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2017/03/16
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (6件) を見る